今季は前年に比べ女性向け商品のラインアップを倍近くに拡大。親子でのおそろいコーディネートを楽しみたいという声に応え、140〜150センチのジュニアサイズの商品も拡充した。
店内中央には、アウトドア製品や靴売り場を配置。靴売り場の床には「インスタ映え」を意識して、オリジナルのイラストや店名を記したボードを設置し、試し履きした写真をすぐにSNSで発信できるようにした。
またアウトドアコーナーには、プライベートブランド(PB)として展開するローチェア(1500円、税込)やミニテーブル(980円)、保冷容器(1900円)などを並べた。コロナ禍でアウトドア人気が高まる中、初心者に向けた「エントリーモデル」として訴求する。
PBのアウトドア用品は、発売以降SNS上で話題となり各店舗でも品切れが相次いでいた。そこで同社では今後ラインアップを拡充した上で、オンライン上で販売し店舗で受け取るといった展開を検討しているという。
また、21年の春夏新製品として低価格で機能性を高めたラインアップを強化。YouTuberやブロガーといった同社のアンバサダーと製品開発を行い、普段着として着用できるデザインや、「ありそうでなかった機能」を加えた製品を発表した。
建設現場とオフィスを行き来するビジネスパーソンにターゲットを絞った「リバーシブルワークスーツ」(ジャケット:2900円、パンツ:1900円)のほか、網戸や蚊帳から着想を得た「AERO GUARD ステルスジャケット」(2900円)、「着るエナジードリンク」と表現する「長袖クルーネック」(1500円)などを展開。長袖クルーネックは、臨床試験で疲労やストレス軽減などの効果が認められ一般医療機器に登録された。
製品開発は経営が口を挟まずに、担当者に100%任せているという。その結果、イノベーティブで 「面白い」 製品が誕生。PB製品を平均5年間継続して販売し、季節品が在庫になっても翌年も定価で販売できるようにしている。
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