日産自動車は3月25日、車の購入を検討している初期段階のお客が来店しやすい「ブランド体験型店舗」を国内の販売会社5店舗で本格稼働させると発表した。セールス活動を一切行わないブランドクルーが60分以上の長時間試乗などを提供。日産車に興味を持ってもらい、将来的に車の購入へとつなげたい考え。
ブランド体験型店舗では「HELLO NISSAN」プログラムと称して、電動化・自動化技術を体験する3つのコースを用意。電気自動車の「日産リーフ」や、プロパイロット2.0を搭載した「スカイライン」に加え、2020年に発売した新型「ノート」e-POWERや、新型「日産キックス」e-POWERなどに試乗するコースを提供する。接客はセールスを目的としない「日産ブランドクルー」が行い、通常の店舗では味わえない60分以上の長時間試乗を提供するという。
ブランド体験型店舗は、19年秋に神奈川日産自動車の百合ヶ丘店でトライアル運用を開始。お客から好評を得たことから同店舗を含む全国5店舗での提供を決めた。
対象店舗は、神奈川日産自動車 百合ヶ丘店(神奈川県川崎市)、群馬日産自動車 Kit-R太田店(群馬県太田市)、松本日産自動車 松本店(長野県松本市)、浜松日産自動車 和田西店(静岡県浜松市)、愛知日産自動車 春日井インター店(愛知県春日井市)の5店舗で、対象店舗は順次拡大していく。体験予約は専用サイトから受け付ける。
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