「呪術廻戦」「進撃の巨人」「鬼滅の刃」――動画配信ランキング“三強”の一角が数カ月ぶりに崩れる(1/2 ページ)

» 2021年04月14日 21時00分 公開
[神奈川はなITmedia]

 調査会社のGEM Partners(ジェムパートナーズ)は4月13日、「定額制動画配信タイトルの視聴者数ランキング(4月10日実査分)」を発表した。1位はアニメ「呪術廻戦」(164ポイント)、2位は「進撃の巨人」(96ポイント)、3位に「転生したらスライムだった件(以下「転スラ」)」(66ポイント)が入り、「鬼滅の刃」(60ポイント)は4位だった。

動画配信ランキング 定額制動画配信サービス タイトル別ウィークリーランキング 全体TOP20(4月10日実査)

 同ランキングはAmazonプライム・ビデオやNetflixなど、さまざまな定額制動画配信サービスを横断して集計したもの。

 1月以降、順位の変動はあったものの「呪術廻戦」「鬼滅の刃」「進撃の巨人」で占められていたTOP3に「転スラ」が割って入った。同作は2021年1月から第2期第1部が放送され、4月6日にスピンオフ「転生したらスライムだった件 転スラ日記」もスタートしている。

 5位は4月16日に劇場版が公開される「名探偵コナン」(51ポイント)、6位は2022年の劇場版公開が発表された「ゆるキャン△」(47ポイント)、7位は4月2日に劇場版が公開された「シグナル」(41ポイント)、8位は4月5日にシーズン10の最終話が配信された「ウォーキング・デッド」(39ポイント)、9位は63位から大きく順位を上げた「孤独のグルメ」(36ポイント)、10位に「Dr.STONE」(35ポイント)が続く。

 10位以下では「僕のヒーローアカデミア」(31ポイント)が20位から13位に順位を上げている。TOP20には入っていないものの、ディズニープラスの「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(54位→85位→38位→22位)や、Netflixの「ヴィンチェンツォ」(200位以下→102位→107位→25位)に活発な動きがみられる。同調査の対象は日本在住の15〜69歳の男女で、約7000人から回答を得た。

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