緊急事態宣言の期間延長と休業要請の一部見直しを受け、東京都内のテーマパークでは、12日以降の営業再開に向けた動きを進めている。
「よみうりランド」(東京都稲城市、川崎市多摩区)を運営するよみうりランドは、5月12日から営業を再開する。入園者数を5000人に制限し、再開にあたっては「お客さまと従業員の健康と安全を最優先とし、周辺状況や施設様態などを考慮した創意工夫を図る」としている。
サンリオエンターテイメントが運営する「サンリオピューロランド」(東京都多摩市)は、休園日を挟み5月14日から営業を再開する。
また、オリエンタルランドが運営する「東京ディズニーランド」と「東京ディズニーシー」は、千葉県によるまん延防止等重点措置の延長を踏まえ、5月17日から運営時間を2時間短縮すると発表した。現在は入園者数を原則1日5000人に制限し、午前9時〜午後8時の営業としているが、17日以降は人数制限を行った上で午前10時〜午後7時の営業とする。
一方、大阪府内のテーマパークは、府の要請に沿った形で休業期間の延長を決めている。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)は、府内テーマパークへの実質的な休業要請が継続しているとして、引き続き臨時休業する。再開日は未定で、決定次第発表するとしている。
また、「ひらかたパーク」(大阪府枚方市)や、大阪市の水族館「海遊館」も、臨時休園期間を延長。営業再開日は今後の状況や行政からの要請内容を踏まえ決定するとしている。
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