食品売り場は、「クイーンズ伊勢丹」を展開するエムアイフードスタイル(東京都新宿区)と鮮魚チェーンの中島水産(東京都中央区)と協業して展開する。無印良品の商品のほか、地産地消をテーマに、神奈川県産の青果や地元の伝統野菜、精肉、鮮魚、総菜などクイーンズ伊勢丹と中島水産の商品約1万点を取り扱う。
良品計画ではこれまで「イオンモール堺北花田」(大阪府堺市)、「京都山科」でスーパーマーケットを併設した店舗を開設していて、同店は3店舗目となる。協業相手としてクイーンズ伊勢丹を決めたことについて、同店の三品正洋店長は「無印良品が展開する商品・食材と、クイーンズ伊勢丹が扱うサービスに共鳴できる部分があった」と説明する。
生鮮食品売り場には、隣接してキッチンカウンターを設置。同社初の取り組みとして、店内で取り扱う生鮮食品などを使った料理のデモンストレーションやレシピの提供を毎日実施する。調理の様子は店内のモニターや同社の公式アプリ、SNSなどでライブ配信する。
三品店長は「コロナ禍で試食などは出来ないが、生産者と消費者の接点、地元のお客さまが集える場所にしたい」と設置した理由を話す。
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