通信インフラサービスのALL CONNECT(福井市)は、全国の20〜50代の男女を対象に「転職活動におけるオンライン面接」に関する調査を実施した。その結果、選考が進むにつれてオフラインで行いたいという回答割合が高くなった。
転職活動者の理想の面接の実施方法について尋ねたところ、「オフラインで行いたい」という回答は、「一次面接」が12.7%、「二次面接〜最終の1つ手前の面接まで」が19.3%、「最終面接」が40.0%だった。
選考が進むにつれて、オフラインで自分の思いをリアルに伝えたいという希望が感じられた。また面接担当者は、一次面接から最終面接まで全て「オンライン・オフラインどちらも」という回答が半数以上となった。
面接担当者を対象に、オンライン面接での評価のポイントを尋ねた。その結果「声の大きさやトーン」が52.0%で最も多くなった。次いで「身だしなみ」が46.0%、「目線」が35.3%だった。
年代別にみると、「目線」という回答は年代が上がるにつれて割合が高くなった。オンライン面接では事前に用意したメモを見たり、その場で情報を調べたりすることもできるが、オフライン面接同様、しっかりカメラ(相手)を見て話した方が会社に対する誠意や熱意が伝わるようだ。
オンライン面接で気を付けている点は何かのとの問いに、全体で最も多い回答は「音声やカメラのチェックをする」(63.3%)だった。次いで、「身だしなみを整える」が59.0%、「早めにログインする」が54.0%となった。この3つは面接担当者より転職活動者の回答割合がそれぞれ20ポイント以上高くなった。
転職活動者を対象に、オンラインでの転職活動に対して不安があるか尋ねた。その結果、69.3%が「不安がある」と回答した。年代別では、30代は84.0%も不安を感じており、ほかの年代と回答割合に差が出る結果となった。
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