大東建託は、新潟県に住む成人男女が対象の居住満足度調査の結果を発表した。それによると、「住みここち(自治体)ランキング」1位は3年連続「新潟市西区」だった。
同社は新潟市西区について「学術研究機関や複数の大学があり、学術・文化・産業交流に力を入れている。住宅街や公園が多く、独自のコミュニティーバスもあり、子育て世代にも住みやすい街」としている。
居住者からは「商業施設がそれほど密集していないので、地域全体が静かだ。道路も大きく混雑することはなく生活しやすい。また、バイパスや高速道路へのアクセスがよい」(29歳男性)や、「新潟大学や文理高校が近くにあるので、若い人が好みそうなおしゃれ、デカ盛り、リーズナブルな飲食店や居酒屋が豊富。物価や家賃が安く、生活しやすい」(33歳男性)といった声があった。
2位は「新潟市中央区」だった。市役所や県庁などの行政機関や商業施設が集積している一方、湊町の歴史的建造物など、伝統的文化を感じる街並みが存在している。
居住者からは「海岸や河川敷が非常に近く、天候が良ければウオーキングやランニングなどが気軽に楽しめる。適度な距離の範囲に商業施設、医療機関、公的機関、公共交通機関がそろっているので、将来的な暮らしにおける心配が少ない」(39歳男性)というコメントがあった。
3位は「新潟市江南区」だった。区の中心をJR信越本線が南北に縦断し、亀田バイパスや高速道路、広域幹線道路が通るなど交通の便に恵まれている。近年は、市内中心部のベッドタウンとして発展しているエリアだ。
居住者からは「車で5分圏内にショッピングモールや駅、スーパーやカフェなどいろいろある。公園や緑道があるため、子どもや老人が歩きやすく、晴れている日はにぎわいがある」(27歳女性)といった声が寄せられた。
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