「ユニクロ浅草」6月4日にオープン 「巨大ちょうちん」や「手ぬぐい」で地域とコラボ”浅草らしさ”演出

» 2021年06月03日 14時42分 公開
[上間貴大ITmedia]

 ユニクロは6月4日、東京・浅草に「ユニクロ浅草」をオープンする。地元の企業とコラボした店内演出や「江戸文字」を使った看板などを掲示し、浅草らしい店舗づくりを意識したという。

「ユニクロ浅草」江戸文字などを多用し浅草らしさ演出

 「ユニクロ浅草」のコンセプトは「Our Neighborhood!」。入り口には、ロゴを描いた巨大ちょうちんを設置。1.8メートル四方の大きさで、安政元年(1854年)に創業した地元の「大嶋屋恩田」が手掛けた。

入り口には「巨大ちょうちん」

 売り場面積は約600坪で、東京楽天地浅草ビルの1階と2階に出店する。1階は「昭和の浅草」をイメージし、浅草の懐かしい写真や地元で活躍する絵師のイラスト・壁画を掲示。2階は「令和」をモチーフとし、活気あふれる浅草の写真などを展示している。

 また、「地域コラボ」として企業やアーティストの作品を展示。ユニクロの商品とコーディネートした「せった」や「手ぬぐい」などを紹介している。掲示しているQRコードをスマートフォンで読み込むと、作品を手掛けた店舗の情報を確認でき、ユニクロ浅草を起点に浅草の街を楽しめるようにした。

地元企業などとコラボ

 その他に、一部店舗で展開している生花売場「UNIQLO FLOWER」や、オリジナルTシャツやトートバッグをその場で作れる「UTme!」のコーナーも開設している。「UTme!」では、地元の老舗ブランドや浅草を中心に活動するアーティストとコラボした同店限定のスタンプも用意した。第1弾として、地元の飲食店で構成する「浅草うまいもの会」や人力車企業などのスタンプを展開する。

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