茨城県の「住みここちランキング」2021 3位「つくば市」、2位「東海村」、1位は?大東建託が調査(1/2 ページ)

» 2021年06月15日 09時26分 公開
[秋月かほITmedia]

 大東建託は、茨城県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を実施。その結果「住みここち(自治体)ランキング」の1位は、3年連続で「守谷市」だった。


街の住みここちランキング&住みたい街ランキング2021 街の住みここちランキング&住みたい街ランキング2021(大東建託公式ホームページより)

 1位の守谷市は多くの商業施設と利根川、鬼怒川、小貝川などの豊かな自然に恵まれ、秋葉原へ最速32分でアクセスできる交通利便性の良さも評価されている。つくばエクスプレスの開業以降、住宅供給が活発に行われベッドタウンとしての人気も高まり、人口が増加している。

 住居者からは「都心まで電車一本で行けるのに、緑豊かでのどかな土地柄。道路は広く、公共施設も整っているので、市内だけでほとんどの用が足りる。自治体の意識が高い」(58歳女性)や「少しずつエリアを区切って開発することで、市全体が高齢化する心配がない。行政と民間の適切な距離感も良い。意図して森を残しながら開発することで、美しく長閑な環境が実現できている。飲食店も多く、図書館や公園も充実している」(56歳男性)といった声が寄せられた。


住みここち自治体ランキングTOP5 街の住みここちランキング2021<茨城県版>(以下リリースより)

 2位は昨年4位だった「東海村」がランクイン。東海駅にはJR常磐線が乗り入れており、水戸駅まで約15分でアクセスできる。駅周辺には商業施設が並んでおり、買い物にも便利で住みやすい環境が整っている。住居者からは「コンパクトで、公共施設へのアクセスがしやすい。小学生でも高学年になれば全ての施設(図書館やプール、コミュニティーセンターなど)に自由に行ける。子供の教育に熱心で、無料の講座やイベントが多く、中学生まで医療費が無料。高齢者の福祉が手厚い」(46歳女性)という意見があった。

 3位は昨年も3位だった「つくば市」だった。つくば市は日本国内最大級の学術都市であり、多数の研究機関が存在する。また、自然豊かな都市でありつつも都内へ1時間以内にアクセスできるなど、住みやすい環境が整う。住居者からは「どこからでも筑波山がよく見える上に公園も多い。買い物も徒歩・自転車圏にショッピングモールやスーパーなどがあって便利。他にもショッピングモールがいくつもある」(51歳男性)というコメントが寄せられた。


住みここち自治体ランキングTOP10 <茨城県版>住みここちランキングTOP10の因子別順位

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