大東建託は、長野県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行い、その結果を発表した。それによると、「住みここち(自治体)ランキング」1位は昨年4位の「御代田町」だった。
同社は、御代田町について「軽井沢町と佐久市の中間に位置し、それぞれの中心まで車で約20分と利便性の良く、若い世代の人口が増えている。東京にも北陸新幹線としなの鉄道を使って90分とアクセスも良好だ」としている。
住居者からは「スーパーやホームセンターもあり、病院も多く、図書館、大きな公園もいくつかあり静かで気候が良く満足。他にもいろいろ満足度あり。日照時間が長い」(41歳男性)や「山が雄大で見ているだけで気持ちが癒される。水がおいしく、野菜や果物が新鮮で安くておいしい」(50歳女性)といった声が寄せられた。
2位は、昨年に続き「松本市」がランクイン。松本市は国宝の松本城を中心とする旧城下町で、東側にはワイナリーや温泉街などの観光地が広がっている。住居者からは「芸術館や美術館があり文化の街の雰囲気と、お城の景観が素晴らしくて誇らしく思う。プロスポーツもいろいろなチームが誕生し、一丸となって応援する市民の姿も好き。病院もたくさんあり安心できる」(60歳女性)というコメントがあった。
3位は、昨年集計対象外の「小布施町」だった。同町は晩年に葛飾北斎が過ごした場所として知られる。作品を収蔵した北斎館や地域の名産品である栗を用いた多彩なお菓子や歴史的遺産を生かした観光まちづくりにより、年間100万人を超える観光客が訪れる。住居者からは「環境が良い。街並みがきれい。新しい事を取り入れようとする街の姿勢が好き」(59歳女性)といった声があった。
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