日本郵便と楽天グループは7月1日、物流のデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む新会社「JP楽天ロジスティクス」を設立した。共同の物流拠点や配送システム、受け取りサービスの構築を進める。
物流拠点「楽天フルフィルメントセンター」の活用、日本郵便のゆうパックなどの利用拡大に向けて協力する。出資比率は日本郵便が50.1%、楽天グループが49.9%。代表取締役会長には武田和徳氏(楽天グループ副社長執行役員)、代表取締役社長には諫山親氏(日本郵便 取締役副社長)が就く。
楽天と日本郵便は昨年12月、物流分野で戦略提携を結んだ。今年3月には、日本郵政が1500億円を楽天に出資。物流以外に金融、EC分野でも協業を加速させている。
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