アイリスオーヤマは7月7日、2022年度の高卒採用枠を当初の計画数から130人上乗せし、グループ過去最多の600人に拡大すると発表した。同社はグループの売り上げ1兆円達成を目指しており、採用数を増やして事業拡大を加速する。
同社はコロナ禍に対応するため、国内の工場に不織布マスクの生産設備を新たに導入。また、法人向けのAIカメラソリューション事業の拡大も進めている。今後は、除菌ウェットティッシュと医療用N95マスクの生産も開始する予定だ。
また、巣ごもり需要に対応するため、EC事業も強化。配送センターとオフィスフロアなどを備える「アーバンネット卸町ビル」(仙台市)を取得すると発表している。
こうした背景を踏まえ、大卒、高卒、中途採用を積極的に行っている。21年度は大卒を279人、高卒を382人、中途を270人それぞれ採用。22年度は、大卒を330人、高卒を470人、中途を750人採用する計画を打ち出していた。130人高卒採用を増やすことで、22年度は計1680人を採用する計画だ。
アイリスオーヤマのグループ売上高は右肩上がりで増え続けており、20年には6800億円を突破している。
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