転職サービスを提供するMyRefer(東京都中央区)が、コロナ禍の転職意向調査を実施。コロナ禍で8割の人が転職を考えているものの、実際に転職をした人は1割にとどまることが分かった。
まず「コロナ禍(2020年3月以降)に転職を考えた/転職をしたことがあるか」と尋ねた。結果はコロナ禍に「転職を考えたことがある」(67%)、「転職をした」(10%)、「転職を考えたことがない」(23%)となり、約8割の人が転職を考えたものの、実際に転職をしたのは1割であることが明らかとなった。
次に「コロナ禍に転職を考えた理由」を尋ねたところ、「会社や事業の将来性に不安を感じたから」(53.6%)、「働き方を変えたいから」(42.4%)、「自分のキャリアを見つめ直したから」(36.4%)という回答が多かった。
最後に「コロナ禍で最終的に転職をしなかった理由」を聞いたところ、「転職活動をする時間と手間がかかる」(39.9%)、「最終的な転職の決め手に欠けた」(32.2%)と「入社後の働き方や仕事へのイメージがつかない」(21.1%)という回答があった。この結果から実際の転職活動には腰が重く、転職するための決め手やイメージなどの情報が不足していることがうかがえる。
当調査は5月26〜31日にインターネットで実施。従業員数30〜1000人以上の会社の従業員、1000人を対象に行った。
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