Web会議を成功させる! “Zoom映え”を狙うWebカメラ最新モデル

» 2021年07月20日 10時00分 公開
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 テレワークが普及したことにより、ビジネスシーンにおいてWeb会議はもはや“当たり前”のものとなった。「コミュニケーションは対面じゃないと」などと言っていた頭の固い上司も今は昔、直接会って名刺交換をしたことがない顧客やビジネスパートナーも珍しい存在ではなくなった。

 こうしたビジネス環境の変化に合わせて、Web会議を円滑に進めるためのデバイスの導入も進んでいる。例えば、映像がよりクリアに見える外付けWebカメラや、周囲のノイズを除去する指向性マイク、音質の高いスピーカーなどは、それだけで遠隔ミーティングの質を上げてくれる。

 また、画面越しに見える自分の姿を意識した工夫もある。「仕事をする場所」であるオフィスに比べると、基本的に「生活をする場所」である家庭は照度が低く設定されている。天井にある1つの光源で、ノートPCのWebカメラに映るうつむきがちの顔が照らされ、なんだか表情が暗く見える、といった経験をしたことがある人は多いはずだ。このため、昼間のWeb会議は自然光が入る窓側でやる、自分の顔を照らすリングライトをデスクに設置しているという人もいるかもしれない。最近ではWeb会議用のアイメークやチークなどもあるという。

自然光が入る窓際でWeb会議をするといった工夫もあるが……

 そもそもコミュニケーションは非言語情報によるところが大きい。“説得力”は言葉や論理だけでは生まれず、話者の雰囲気や表情、声質といったものも重要な役割を果たす。大事な取引や面接で、できるだけ相手に良い印象を与えたいと考えるのは当然だろう。これはコミュニケーションが対面だろうが遠隔だろうが変わらない。そこで今回、Web会議を成功させる“Zoom映え”Webカメラとして、アバー・インフォメーションが7月に発売した新製品を紹介する。

カメラの回りを囲うリングライト クリップタイプの「CAM130」

 CAM130の最大の特徴は、カメラ部分を囲むように配置されたLEDライトだ。暗い部屋でWeb会議をすると人相が悪く見えがちだが、ユーザーの顔を正面から照らすことで表情を明るく見せ、例えるならドレッサーライトのような役割を果たす。

 光が柔らかく回り込む自然光の入る環境でWeb会議に参加する、といった工夫は確かに効果的だが、天気のいい日ばかりではないし、ミーティングが夜になることもある。リングライトを内蔵するCAM130があれば、いつでも安定して“Zoom映え”を狙える、というわけだ。

LEDライトを備えたCAM130

 また、画質も非常に高い。カメラはソニー製センサーを採用しており、4K画質(30fps)で映像を表示できる他、コントラストの自動調整や暗所で目立つノイズなども自動で除去する機能を備える。一般的なノートPCに内蔵されるWebカメラとは一線を画すクオリティーだ。Web会議は移動の制限が少ないため、時間的な自由度が高く効率的な半面、抽象的な議論をするには向かないといわれることもあるが、細かい表情の変化もしっかりと捉えるCAM130のクリアな映像は、ミーティングの内容を問わず質の高いコミュニケーションを約束してくれるだろう。

CAM130

 ちなみに、CAM130は既存のCAM340+に、昨今のビジネスニーズに対応する最新機能を搭載したモデル、という位置付けになるが、追加されたのはLEDリングライトだけではない。アバー・インフォメーションが販売するWebカメラは、ミーティング参加者の顔を認識して自動的に画角を調整するオートフレーミング機能(例えば、カメラに映っているユーザーが2人ならその2人が画面の中央に配置されるように画角を調整し、そこにもう1人が加わると3人がちょうどよく映るように、画角を調整する)を備えるが、この機能が強化されている。具体的には、これまで顔認識が難しかった「マスクを装着した人の顔」も認識できるようになった。

 企業にも感染対策の徹底が求められている昨今、対面と非対面のハイブリッドで行われる拠点間のWeb会議などでも安心して利用できる。CAM130の価格は税込みで4万4000円。コミュニケーションの質を高めることがビジネスに大きく影響することを考えれば投資する価値は十分あるだろう。

オートフレーミングのデモ

ライトでどのくらい変わる? CAM130とCAM340+を新旧比較

 それでは実際にLEDライトでどのくらい映像の印象が変わるのか試してみた。まずCAM130の使い方だが、導入は非常に簡単だ。USBポートに接続するだけでデバイスがセットアップされるので、Web会議ツールの設定で外部カメラを切り替えればそのまま使用できるようになる。付属品の中にはACアダプターもあるが、USBバスパワーで駆動するので基本的にUSBにつなぐだけで利用でき、モバイルにも対応する(ただ、本体サイズは小型のUSBカメラに比べると一回り大きい)。

CAM130とCAM340+のサイズ比較。クリップタイプでディスプレイのベゼルに装着できる

 一方、アバー・インフォメーションが提供するソフトウェア技術を利用するには専用ツールを導入する必要がある。最新版ではPTZApp2と名称が変わり、一部のモデルでマスクを装着した顔認証に対応した(今回評価したPTZApp2のバージョンは2.0.1012.16)。PTZApp2を導入することで、前述したオートフレーミング機能の他、プリセットによるフレーミングやホワイトバランスの調整、ノイズリダクションの強度など詳細な画質設定が行えるようになる。特に今回の新機能であるLEDライトは、色温度を詳細に調整できるようになっており、環境光に合わせて色を変えれば自然な映像になりやすいので、CAM130の能力をフルで発揮したいならインストールすべきだ。

PTZApp2の設定画面
色温度も変えられる。ちなみカメラ側の背面両端にも明るさや色温度を変更するボタンがあり、PTZApp2を起動しなくても調整できる
色温度の比較。自動設定では環境光に合わせて自動的に色温度が変わる

 それではCAM130とCAM340+を比較してみる。まずサイズ感だが、コンパクトなCAM340+に対してCAM130はかなり横に長くなっている。これはLEDできちんと光を確保するためだろう。また、細かいところでは、CAM130にプライバシー保護用のレンズカバーが追加されている。在宅ワークではカメラの切り忘れによるプライバシーの侵害が起こりかねないだけにうれしい配慮だ。

 次はライトの有無で映像にどのような違いがでるだろうか。実際に試した結果、特に効果を実感したのは、背景に明るい窓があるような逆光時と、明るさが十分に確保されていない環境だ。前者はソフトウェアの逆光補正機能である程度は緩和できるが、後者はざらざらとしたノイズの有無ではっきりと違いが出る。また、十分に明るさが得られる環境でも、正面から光を照らすことで目に光が入り、表情が生き生きと見える。

逆光比較。左がCAM340+、右がCAM130。ソフトウェアによる逆光補正をオフにしているため極端な結果だが、CAM130は正面から光が当たっており、室外と室内で明るさの差が激しい環境でもきちんと表情が分かる
暗所比較。左がCAM340+、右がCAM130。天井から一灯だけ光が当たっている環境では影が顔に落ちて表情が暗くなりがち。CAM130は内蔵ライトのおかげで緩和されている

 CAM130とCAM340+ではセンサーなど光学系のスペックはほぼ踏襲しているため、LEDライトが付いただけとも取れるが、実際に使ってみるとその効果を実感できた。Web会議が常態化した現在、その“当たり前”の先として、「取りあえずのオンラインコミュニケーション」から、「質の高いオンラインコミュニケーション」へと移り変わりつつある。マスク着用時のオートフレーミングや内蔵ライトを備えたCAM130はこうしたニーズをしっかりと踏まえている。商談や面接を成功させたいと考えるなら、是非注目してほしい製品だ。

サウンドバータイプでもLEDライト内蔵モデルが登場

 中規模会議室での利用を想定したサウンドバータイプの高機能モデルにもLEDライト内蔵モデル「VB130」が登場している。こちらは、拠点間の遠隔ミーティングに適した「VB342+」の後継モデルで、マスク装着者のオートフレーミングにも対応するなど、ハード面もソフト面も最新版にアップデートされている。

サウンドバータイプの高機能クラスにもLED内蔵モデル「VB130」が登場

 新型コロナが収束しても、Web会議をはじめとする新しいワークスタイルは今後も定着していくだろう。これに応じてオフィスに求められる設備も変わっていくはずだ。オフラインとオンラインの両方に対応できるハイブリッドなコミュニケーション環境を実現するなら、会議室の常設設備としてVB130を検討してみてはいかがだろうか。こちらの価格は税込みで8万4700円。会社の会議室を時代に合わせて最新環境にアップデートできると考えれば安価といってもいいくらいだ。

 なお、編集部ではVB342+を実際に導入し、その使い勝手を過去2回にわたって紹介しているので、画質や音質についてはそちらを参考にしてほしい。


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提供:アバー・インフォメーション株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ビジネスオンライン編集部/掲載内容有効期限:2021年8月1日

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