Web会議の欠点を補う「書画カメラ」の意外な活用法

» 2021年05月28日 10時00分 公開
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 ウィズコロナ環境下で多くの企業が在宅勤務に踏み切り、日々のワークスタイルは一変した。特にビジネスシーンにおけるコミュニケーションはもはやWeb会議ツールを使うことが当たり前のものとなっている。第三波を迎えた新型コロナウイルスの感染拡大によってこのトレンドはますます加速していくだろう。

 ただし、これまでと異なる働き方は生産性の低下も招きかねない。よく聞くのが「Web会議はやりづらい」「やはり対面コミュニケーションじゃないと」といった声だ。新しいツールをすぐに使いこなし、そのメリットを最大限活用できる人にとっては、これらの不満を口にする人が「古いやり方に固執する時代についていけない人」のように映るかもしれない。しかし、急激に環境が変化しつつある現在、全ての人がすぐに適応できると考えるほうが異常だろう。

 また、古いやり方は、かつてそこに成功体験があったからこそメソッドとして確立したわけで、新しいやり方への適応は、それらの知見を捨て去り、いわば人間の側から道具の形に合わせるストレスもある。それが結果的に人による習熟度の差を生み、場合によっては生産性の低下を招く。

 こうした問題に対して、法人向けビデオ会議システムを開発するアバー・インフォメーションの用意した答えが、2020年11月に投入した「書画カメラ」だ。リモートワークにおけるWeb会議での使用を想定して設計された最新モデル「AVerVision M11-8MV」(以下、M11-8MV)を詳しく見ていこう。

リモートワークにぴったりの「書画カメラ」?

「Web会議はやりづらい……」を払拭する書画カメラ最新モデル

 M11-8MVは、2軸のメカニカルアームの先端にWeb会議用の外付けカメラを組み合わせたデザインが特徴だ。800万画素のセンサーを内蔵し、フルHD(1080p)で60fpsと、一般的な外付けWebカメラとしてはハイエンドに近いスペックを持つ。PC本体とはMini USBで接続するが、HDMIやアナログRGBといった映像出力も備え、外付けディスプレイやテレビなどにも映像を出力できる。

 スタンドを収納したときの本体サイズは、約116.7(幅)×143.1(奥行き)×296.1(高さ)mmとコンパクトにまとまるので、使わないときはデスクサイドに置いておき、Web会議で接続して使うことになるだろう。ただ、USBバスパワーで駆動するため、別途ACアダプターを持ち運ぶ必要はなく、モバイルでの利用も想定されている。

AVerVision M11-8MV

 M11-8MVの利用シーンで最も分かりやすい例は、Web会議中に手元の資料を映すケースだ。A3用紙のサイズなら、書かれた文字がしっかりと判別できる画質で一画面に収めて撮影できる。

 「資料の共有ならWeb会議ツールの画面共有を使えばいい」と考えるかもしれないが、手元にデジタル化されていない資料しかない、または紙の方が都合がいい場合もある。例えば、遠隔診療で薬の処方箋を説明するときに、ノートPC内蔵カメラで処方箋を見せるのは難しいが、M11-8MVなら処方箋に書かれた内容を分かりやすく見せることができる。また、紙ベースの申請書類の書き方をレクチャーするときも、手元に申請書を置いてそのまま書き込んでいる様子が映せるM11-8MVは重宝するはずだ。

 上記はやや特殊な例だが、「Web会議がやりづらい」と感じている要因として「紙の資料が使えない」を挙げる人たちにとっては、書画カメラがぴったりのソリューションになりうるということだ。

収納時はコンパクトなサイズで持ち運びもしやすい
アームスタンドには映像出力端子もある

コラボレーションワークや遠隔営業の体験を向上

 Web会議を使った社内ミーティングで、書画カメラが真価を発揮するのは、ブレインストーミングやラフ画によるイメージの共有といったコラボレーションワークだろう。

 ある程度まとまった資料をプレゼンする場合は、事前に資料を共有するか画面共有をしながら説明するだけで十分だが、メモやラフ、走り書きのイラストを共有しながら形にしていくプロセスでは、ノートPC内蔵のWebカメラを使ったオンライン会議で実現するのは難しい。このときM11-8MVがあれば、手元でさっと描いた図を相手に見せたり、ざっくりとしたイメージを伝えやすい。また、M11-8MVのカメラ部分は回転するため、拠点間でのWeb会議で互いのホワイトボードを映しながらコミュニケーションする際にも便利だ。

文字もはっきり判別できる高精細な画質

 もちろん、疑似的なホワイトボードをバーチャル上で実現するツールもあるが、全ての人がこれらを使いこなすにはやはり時間がかかるし、ツールの導入など環境を整える必要もある。M11-8MVで対面ミーティングと同様の体験を実現できるのならば、人を道具にあわせるのではなく、道具を人にあわせる後者の方が多くの人になじみやすい。

 M11-8MVは取引先などの社外コミュニケーションでも有用だ。新型コロナウイルスによって人の移動が制限され、営業活動さえもオンラインで行われるようになっているが、商材がリアルな「モノ」の場合、Web会議でカメラの前に商品をかざしながらデモを行うのは見栄えが悪い。この点、M11-8MVのカメラを下に向けた撮影領域に商品を置くことで、非常に鮮明な細部の映像を相手に見せることができる。商品の魅力をアピールする営業活動でM11-8MVが強力な味方になってくれるはずだ。

モノを使ったデモもしやすい

Web会議がもっと便利になる画期的な新モデル

 「Web会議が当たり前」の時代に向けた書画カメラの最新モデル。今回紹介したM11-8MVは実売4万円前後と、これまで文教市場を中心に投入されてきた書画カメラに比べると圧倒的に安価であり、Web会議をやりづらいと感じていた層の不満を解消する画期的な製品といえる。

 テレプレゼンシステムの開発で知られるアバー・インフォメーションの高い技術や品質、業界最高水準の製品3年保証、広くWeb会議で利用されているZoomが認証したWebカメラという点も安心感がある。従業員の生産性を上げるためにモバイルノートPCやデュアルディスプレイを会社が支給するのと同じように、M11-8MVの導入も検討してみてはいかがだろうか。

 第2回では編集部で実際に使ってみた活用方法を紹介していく。

1300万画素センサーを搭載した4Kハイエンドモデル「M90UHD」

 M11-8MVの上位モデルには、1300万画素センサーを搭載した「AVerVision M90UHD」もある。こちらは4K出力に対応(4K時30fps、フルHD時60fps)し、画像劣化のない光学14倍ズームを備えたハイエンドモデルだ。

 医療現場や検査設備といったより高画質が求められる現場や教育機関などでの利用が想定されている。スピーカーやマイクだけでなく、埋め込みライトも内蔵されており、ある程度広さのある会議室の常設Webカメラとしても利用できる。

AVerVision M90UHD

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ビジネスオンライン編集部/掲載内容有効期限:2021年6月3日

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