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» 2020年05月01日 10時00分 公開

双方向映像で遠隔レッスン 人気のオンラインヨガ「SOELU」を実現したシステム基盤とは?

[PR/ITmedia]
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 近年、健康志向の高まりや24時間営業といった新業態の進出などを背景に、フィットネスジムやヨガスタジオが人気を集めている。しかし、「仕事の都合でスケジュールが合わない」「育児・介護で外出できない」「飽きてしまった」といった理由から、長続きしない人も少なくない。

 また、世界的に猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、日本全国で外出自粛が求められている。特にフィットネスジムやスポーツクラブは営業を自粛している店舗がほとんどで、通いたくても通えないという状況も続いている。

 そこでネットを活用したフィットネスサービスも続々と登場しているが、その多くが用意されたコンテンツをオンデマンドで視聴しながら、セルフレッスンを受けるというものだ。1人で動画を見ながらレッスンを続けても、効果が得られているのか、上達しているのかを実感できず、長続きしないこともあるだろう。

 そんな状況を一変させるサービスとして、“継続”を主眼に置いた新しいオンラインフィットネスサービスがある。オンラインヨガの「SOELU」(ソエル)だ。

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家に居ながらインストラクターに見てもらえる

 SOELUの特徴は、少人数・双方向のライブレッスンシステムを採用しているところにある。指導するインストラクターとレッスンを受ける会員がビデオ通話で双方向につながっているので、会員は画面を見ながらレッスンを受講し、インストラクターにフォームやポーズをその場で確認してもらえる。

 レッスンプログラムは一般的なヨガを始め、「マタニティヨガ」「産後ケアヨガ」「ママ&ベビーヨガ」「ピラティス」「骨盤トレーニング」「全身引き締めトレーニング」など、30種類を超える豊富なラインアップを用意。また、早朝の午前5時から午前0時まで、30分から1時間のレッスンを毎日100クラス以上開講しているのも特徴となっている。

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 こうしたサービスにより、SOELUは働く女性や主婦を中心に支持を集め、2018年3月にサービスを開始してから2年間で、10万回以上のレッスンが受講された。

 好きな時間に自宅でインストラクターからレッスンを受けられる──そんな環境を実現したSOELUだが、映像をライブでやりとりするサービスの特性上、映像配信プラットフォームにおいては試行錯誤を繰り返してきたという。SOELU社でシステムの責任者を務める片岡航平さん(取締役CTO)は、サービスを始めた頃を次のように振り返る。

 「当初は、一般的なWeb会議ツールの中から最も安定したものを選んで使っていました。しかし、Web会議システムは全員の映像が視聴できる仕様であるため、ユーザー同士の映像を隠すことができません。SOELUは知らない人同士が集まってグループレッスンを行うサービスであるため、プライバシー面で課題がありました」(片岡氏)

 「こうした問題を抱えたまま事業を拡大していくのは難しい」──そう判断した片岡さんは、配信プラットフォームの内製化を決めた。

「agora.io」導入の決め手は

 SOELUのレッスンでは、基本的にインストラクターと会員が双方向で映像を見ながら指導を受けるが、会員同士がそれぞれの姿を見られる必要はないと考えた。しかし、最初に試したクラウドベースのWeb会議ツールでは、会員同士が映像・音声を見られないように設定できるものの、実際のネットワークには映像・音声のトラフィックが流れるため、無駄に通信の負荷がかかるという課題があった。

 そこで片岡さんが課題を解決する別のプラットフォームとして見つけ出したのが、アプリやWebサイトにビデオ通話やライブ配信の機能を組み込める配信プラットフォーム「V-CUBE Video SDK」の一つ「agora.io」だった。

 片岡さんがagora.ioを導入した決め手は、安定性と拡張性だという。

 「agora.ioは、インドや中国などネットワークインフラが十分ではない地域においても稼働実績があり、パケットロスが少ないなど通信の安定性が特に優れていました。当社のようなニッチなニーズにも容易にカスタマイズして対応できる柔軟性、拡張性も備えています。さらにコスト面でも他のソリューションと比べて安価だったこともあり、agora.ioを採用することに決めました」(片岡さん)

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 現在は双方向のレッスンが1日100コマ以上行われており、1コマにつき最大12人の会員が参加している。また、新型コロナの影響で在宅勤務を行っている人が増えていることから、このところ会員数も増加傾向にあるという。

 新型コロナによる外出自粛という事態を受け、SOELUはレッスンの無料開放も始めた。双方向の枠だけではなく、先生の映像を視聴し自分の映像は送らない、ギャラリー枠という参加方法を用意することで、無料開放枠には約100人程度の同時参加が可能になった。双方向のライブレッスンだけでなく、このような一方向のレッスンを柔軟に配信できるようになったのも、agora.ioならではの導入効果だと感じているという。

 「同時にレッスンに参加する会員が多くても、agora.ioでは安定してライブ配信ができており、パフォーマンスの面でも満足しています」(片岡さん)

インストラクターからの評価も高い

 レッスンを担当するインストラクターからの評価も高い。例えば大規模なジムやスタジオの場合、受講者数が多いと全員のフォームやポーズを確認することも声掛けをすることも容易ではない。少人数のSOELUであれば、インストラクターのチェックも容易だ。

 一方向だけでなく複数の角度からポーズを見せることで、レッスンを受ける人に伝わりやすいというメリットもある。

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 SOELUでは、今後もagora.ioベースの配信プラットフォームを拡張させていく方針だ。例えば、レッスンの時間を区切ってそれぞれ双方向のライブレッスンを受ける会員を切り替えるといった仕組みだ。これを実現すれば、レッスン当たりの参加会員数を増やすことが可能になる。

 「agora.ioはライブ配信の細かい制御が可能なので、技術的な制約により実現できないことが少なくなったと感じています」(片岡さん)

 双方向のライブレッスンをビジネスとして形にしたSOELU。今後も規模を拡大しながら、ユーザーのニーズを満たすサービスに成長していくはずだ。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2020年6月3日

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