ブラック企業の定義を尋ねたところ、「サービス残業」(36.9%)と答えた人が最も多かった。次いで「ハラスメント」(17.2%)、「長時間労働」(15.8%)、「残業が多い」(13.7%)という結果に。残業代が支払われないことを否定する意見と、残業自体を否定する意見が目立った。
ブラック企業の定義をカテゴリー別に見て、「労働時間」を挙げた人からは「残業代は30分ごとに出るが、強制的に29分でタイムカードを切らされる」「上司から『サービス残業ではなく、思いやり残業だと思って仕事しろ』と言われた」といった声があった。「ハラスメント」と答えた人からは、「昇格制度について質問をすると、昇格には『上に媚びること』と言われた」「社内全体会議の司会進行には、必ず若手女性社員がアサインされる」などの意見があった。
インターネットを使った調査で、20〜49歳のビジネスパーソン516人が回答した。調査期間は6月1〜8日まで。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング