年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は8月6日、2021年度第1四半期(4-6月)の運用状況を公開した。01年度からの市場運用開始以降の累積収益額は100兆3182億円(年率収益率3.7%)となり、100兆円を超えた。運用資産額は191兆6189億円となっている。
同期間の運用収益は4兆9819億円、期間収益率は2.68%だった。ポートフォリオの25.41%を占める外国株式が8.62%の収益率となり、全体をけん引した。国内債券は0.47%、外国債券は1.87%の収益率。また、国内株式はマイナス0.25%だった。なお、ベンチマークとしている各指数の収益率は、国内債券が0.31%、外国債券が1.65%、国内株式がマイナス0.33%、外国株式が8.55%となり、全資産でベンチマークを上回った。
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