チームワーク総研を運営するサイボウズは、55〜64歳のビジネスパーソンにを対象に「シニア社員の職場との関わり」に関する意識調査を実施した。職場で正直嫌だと思うシチュエーション1位は「自分の経験則が通じない」で51.4%だった。
2位は「自分より下位/後輩が敬語で接しない」(45.6%)、3位は「若者チーム(30代以下のみ)への参加」(39.6%)と続いた。一方で、従来の「ビジネスプロセスの変更」「ペーパーレス化」などビジネス環境の変化や、「上司や部下の年齢が年下」などの回答は3割以下にとどまった。
1位だった「自分の経験則が通じない」について、嫌な気持ちが減るためには周囲からのどんな働きかけや工夫があると良いか尋ねた。時代の変化だから仕方がないという声がある一方、相互理解や話し合いが必要や聞く耳をもってほしいといったコミュニケーション面での対応を求める意見が多く挙げられた。
また、自身が新たに学ぶ必要性や経験を生かせる業務や部署への異動といった声もあった。
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