アスクルは、オフィス用品などの通販事業「ASKUL」の利用事業所を対象に「職場でのITツール導入」に関する調査を実施した。今後導入したいと考えているITツール1位は「電子サイン・電子署名・電子契約ツール」(22.7%)だった。
2位以降は「情報セキュリティ」(21.7%)、「会計・経理」(21.4%)、「人事労務(勤怠管理、経費精算、採用管理など)」(20.6%)と続いた。
業種別では、教育、介護・福祉、各種組合・団体及び施設・機関において「Web会議・テレビ会議システム」が全体と比較して10ポイント以上高い結果に。また、IT・情報・通信サービス業においては「電子サイン・電子署名・電子契約ツール」、製造業では「生産管理」が全体と比較して10ポイント以上の高い数値となった。
導入前後での弊害についても調査した。「導入する費用の問題」(47.8%)が他の回答よりも15ポイント以上高く、1位となった。次いで「導入するツールやシステムの理解度」(31.4%)、「導入後に活用されるかわからない」(25.0%)と続いた。
調査は「ASKUL」の事業所を対象にインターネットで実施した。期間は2021年5月28日〜6月7日、有効回答数は2693社。
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