ホテルニューオータニ(東京)は9月13日、「ナイトサウナ」と宿泊をセットにした、泊まってととのう「サウナホカンス」プランを発売すると発表した。国内では韓国発のトレンドとして、ホテルでのおこもりバカンスを意味する「ホカンス」が広まっている。緊急事態宣言が延長される中、密を避けながら「ホカンス」を楽しめるプランとして、需要を取り込む。
同ホテルでは、東京駅のプロジェクションマッピングなどを手掛けたクリエイティブカンパニー「NAKED, INC.(ネイキッド)」とともに、「GARDEN POOL」を利用したナイトサウナ「NAKED NIGHT SAUNA × HOTEL NEW OTANI -CITY RETREAT-」を期間限定でオープン。
プールサイドに独立したテントサウナを設置し、プライベートサウナ(1グループにつき最大4人まで)として提供する。また水風呂のかわりに、プロジェクションマッピングで彩ったナイトプールを開放する。都内最大級のホテルプールを活用し、ソーシャルディスタンスを保てる水風呂として訴求する。
本プランでの宿泊ルームはヒノキ風呂付の「新江戸ルーム」も対象とした。また、テントサウナの利用定員に合わせ、となりの部屋が内側のドアでつながっている「コネクティングルーム」も用意する。
期間は9月17日〜10月17日の週末および祝日限定。男女の混浴を禁止とする公衆浴場法に倣い、メンズデーとレディースデーを設けた。
料金は「ガーデンタワー スタンダードルーム」が4万4000円〜、「ザ・メイン 新江戸デラックス」が6万円〜、「ガーデンタワー スタンダード コネクティングルーム」が6万8000円〜。(1室2〜4人利用時の1泊室料、ナイトサウナ入場料、朝食、サービス料含む)
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