吉野家は、ドラッグストア「ウエルシア薬局」(以下、ウエルシア)の弁当・惣菜売り場にて「牛丼」の販売を10月1日から本格的に開始すると発表した。中食需要に対応するために販路を拡大し、普段は吉野家の店舗に来店しない層にもアプローチする。
ドラッグストアでの販売は2020年から試験的に実施していた。ウエルシアと北海道のドラッグストア「サツドラ」にてランチタイムを中心に一定の需要を確認することができたため、納品・販売体制が整ったウエルシア関東エリアで、販売店舗の拡大に至った。
吉野家の牛丼を扱うウエルシアは「千代田御茶ノ水店」「立川若葉店」「水戸千波店」などの34店舗。年内に取扱店を約50店舗に拡大する予定。
ウエルシアも中食需要の高まりに伴って惣菜・弁当の品ぞろえ強化を進めており、両社のビジネスニーズがマッチしたことが連携につながったという。
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