リクルートの調査研究機関「SUUMOリサーチセンター」は10月5日、首都圏の住み続けたい街(自治体・駅)ランキングを発表した。SUUMOとしては初の試み。
住み続けたい自治体ランキングの1〜3位は東京都の自治体が独占した。1位は武蔵野市、2位は中央区、3位は文京区だった。また、4位は同率で東京都目黒区と神奈川県逗子市という結果に。
同調査は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県の自治体・駅について、街の継続居住意向を明らかにする目的で実施された。調査対象は、関東圏にある各駅から6キロ以内に在住する20歳以上の男女。住んでいる街の魅力について、交通利便性、買い物の便利さ、生活コスト、子育て・教育、防犯・防災などに関する35項目を聴取した。
1位となった東京都武蔵野市における街の魅力項目トップ3は、「利用しやすい商店街がある」「街の住民がその街のことを好きそう」「人からうらやましがられそう」だった。多彩な商店街があるだけでなく、文化施設も充実している。街中にもスーパー、公園、学校、病院、薬局などが多数点在していることが評価された。
SUUMOリサーチセンターの池本洋一所長は「コンパクトシティーとしての快適性がある。また、街づくりに住民が能動的に参加している点も魅力だ」と指摘した。
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