国内スタートアップ評価額ランキング 1位は、3500億円超のPreferred Networks累計資金調達金額も調査(1/2 ページ)

» 2021年10月14日 16時00分 公開
[ITmedia]

 人材・資金支援事業を手掛けるフォースタートアップス(東京都港区)は、スタートアップ関連情報を扱うプラットフォーム「STARTUP DB(スタートアップデータベース)」にて2021年10月時点の「国内スタートアップ評価額ランキング」を発表した。

フォースタートアップスは「国内スタートアップ評価額ランキング」を発表(出所:以下、リリース)

 1位は機械学習などの最先端技術を実用化する「Preferrerd Networks」で評価額は3549億円。2位はニュースアプリを運営する「スマートニュース」(2017億円)、3位にはクラウド人事労務ソフトを提供する「Smart HR」(1731億円)がランクインした。スマートニュースの企業評価額は、9月時点で1916億円だったが、10月に2000億円を突破した。

 4位以降は、半導体システムを開発する「TRIPLE-1」(1641億円)、紙やプラスチックの代替となる新素材を開発する「TBM」(1336億円)、新水素エネルギー実用化の研究を進める「クリーンプラネット」(1298億円)と続いた。

国内スタートアップ評価額ランキング1〜20位

 9月時点で5位に位置していた、後払い決済サービス「Paidy」がペイパルに買収されたことからTBM以降の企業のランクが上昇するかたちとなった。また、AIを活用した学習サービスを提供する「atama plus」(510億円)が新規ランクインを果たした。

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