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» 2021年10月30日 09時00分 公開

ジャンボフェリー、32年ぶりの新造船 竣工予定は2022年9月「こんぴら2」の代替

ジャンボフェリーは11月12日、新造船の起工式を実施する。現行フェリー「こんぴら2」の代替船で、2022年9月の竣工を目指す。

[熊谷ショウコ,ITmedia]

 ジャンボフェリーは11月12日、32年ぶりとなる新造船(S 822番船)の起工式を実施する。現行船「こんぴら2」の代替船で、船体は現行の約1.4倍、輸送力は約3割増。客室スペースも拡大した。2022年9月の竣工を目指す。

ジャンボフェリー

 ジャンボフェリーは現在、神戸〜小豆島〜高松を1日4往復運航している。使用船舶は「こんぴら2」「りつりん2」のフェリー2隻で、環境問題やドライバー不足を解決するモーダルシフトの受け皿として、また関西と小豆島・高松をダイレクトに結ぶ唯一の航路として、重要な役割を果たしている。

 新造船は、尾道市瀬戸田町の内海造船に発注。船体が大きくなったことで、輸送力と客室の快適性が向上した。浅喫水・全面無柱フルフラット甲板対応型の2サイクル1機1軸推進システムや高速離着岸デバイスなどのパッケージ化により、大幅な燃費向上を実現している。

新造船の概要

 そのほか、衝突などで浸水した場合でも、残る浮力で船体を安全に維持する国際安全基準に対応することで、安全性を向上。新型コロナ対策として、換気および深紫外線(UV-C)殺菌機能を備えた空調システムを導入することで、個室や半個室タイプの客席も充実した。災害時の支援活動を想定し、ストレッチャーごと搬送できる寝台用エレベーターも整備している。

現行船との比較

 新造船は今後、22年5月の進水式で船名や客室デザイン、コンセプトを発表。22年9月に竣工を予定している。2隻目「りつりん2」の代替船となる新造船は、25年の竣工を計画している。

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