コロナ禍で持ち帰り需要が急激に高まった。同社もその対応として、テークアウト専門店を15店舗オープンした。この店舗は、「スシロー To Go」と呼ばれている。近隣にあるスシロー店舗のキッチン設備を活用し、店舗では販売のみを行う。商店街や駅の改札付近といった生活動線上に出店することで、需要を取り込む狙いがある。同社では、スシローの既存店がカバーできないエリアにスシロー To Goの出店を加速していくとしている。
海外事業においては、コロナ禍による厳しい営業規制の影響を受けた。台湾では6店舗新規出店し、11店舗まで増え、通期の黒字化を実現した。シンガポールでは、海外初のテークアウト専門店をオープンした。9月にオープンした中国大陸1号店は、予算を上回る売上高で推移しているという。
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