マツダはSUV「CX-5」を大幅改良し、11月8日から予約を開始した。CX-5は、全世界での販売台数の3分の1を占める、マツダの基幹車種。12月上旬から発売する。価格は267万8500円から407万5500円。
新色となるCX-5の「ジルコンサンドメタリック」
新しいCX-5は、デザインを改良し、SUVらしい力強さと都会的でエレガントなデザインに仕上げるため、フロントフェイスとフロントグリルを変更し、前後のランプも外形とデザインを変更した。また、ボディカラーの新色「ジルコンサンドメタリック」も追加した。
走行性能は、「MAZDA3」から採用している車両構造技術「SKYACTIV−VHICLE ARCHITECTURE」の考え方を取り入れ、長時間運転時の疲労軽減や快適性、静粛性を向上させた。走行シーンに応じて、走行シーンを切り替えられる「MAZDA INTELLIGENT DRIVE SELECT」を新たに採用した。
走行シーン切替スイッチ「MAZDA INTELLIGENT DRIVE SELECT」は、通称「Mi DRIVE」
また荷室のフラット化や防水加工をほどこし、センサーでリアゲートを開閉するハンズフリー機能も備えた。スマートフォンを置くだけで充電できるQi規格対応のワイヤレスチャージャーも用意した。
改良に合わせ、特別仕様車2種も追加した。上質さを重視した「Exclusive Model」ではインテリアにナッパレザーや本杢を採用。19インチホイールに高輝度塗装もほどこした。スポーティさと都会性を重視した「Sports Appearance」では、インテリア各所に赤ステッチを採用。全体をブラックでまとめるとともに、各所に赤のアクセントを効かせた。
- EV生産比率を5倍に増やすマツダと政府の“パワハラ”
マツダは、30年時点のEVの生産比率を25%と大幅に上方修正した。ではなぜマツダはそれだけEVの比率を大きく再発表したのかといえば、これは政府によるパワハラの疑いが濃厚である。
- 藤原副社長、マツダが売れなくなったって本当ですか?
ここ最近のマツダには、聞いてみたいことがたくさんある。あれだけ出来の良いクルマを作りながら販売台数がなんで落ちるのか? MAZDA3とCX-30を批判している人は、まず乗ってみたのか聞きたい。あれに乗って、それでも高すぎると本当に思うのだろうか?全てを知り、なおかつ一番本当のことをズバリしゃべってくれそうな藤原清志副社長がインタビューに応じてくれることになったのである。第7世代は売れてないのか? を解説しつつ、真実を見ていく。
- 明らかにされたマツダのEV計画
ここ数年マツダは内燃機関の重要性を訴えており、SKYACTIV-Xを筆頭とする技術革新を進めてきた。中にはそれをして「マツダはEVに否定的」と捉える層もあるが、実はそうではない。EVの必要性や、今後EVが増えていくということを、マツダは一切否定をしていないのだ。
- マツダ初の「MX-30 EV」 姿を現したフルスペックのGVC
マツダMX-30にEVモデルが追加された。これがいろんな意味で非常に面白いクルマだったので考察してみたい。「これこそがマツダのEVへの回答」と受け止める向きもいるかもしれないが、それは半分だけ正解で半分は不正解だ。
- EVにマツダが後発で打って出る勝算
マツダが打ち出したEVの考え方は、コンポーネンツを組み替えることによって、ひとつのシステムから、EV、PHV(プラグインハイブリッド)、レンジエクステンダーEV、シリーズ型ハイブリッドなどに発展できるものだ。そして試乗したプロトタイプは、「EVである」ことを特徴とするのではなく、マツダらしさを盛ったスーパーハンドリングEVだった。
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