スシローは、コロナ禍で店内飲食の売り上げが減少したが、そのぶんをテークアウトとデリバリーで補っている。
駅の改札付近や商店街にテークアウト専門店を16店舗オープンするだけでなく、ウーバーイーツや出前館といった外部のデリバリーサービスも積極的に導入している。
デリバリーサービスがカバーできないエリアでは、自社スタッフが直接配達している。現時点で33店舗が対応しているという。
お客の利便性を高めるために、レジで待たずに注文した寿司を持ち帰りできる「自動土産ロッカー」の導入も進めている。
こうした施策を進めた結果、2021年9月期(20年10月〜21年9月)の既存店売上高は前年比104.3%と好調だった。コロナ前の19年と比較しても99.0%である。
今回の新商品で、消費者のテークアウト需要に対応できるか。
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