コインチェック(東京都渋谷区)は提供するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」において、NFTに関する意識調査を実施した。その結果、約6割がNFTを既に知っていると回答、約2割が実際に保有していることが分かった。
NFTという言葉を耳にしたことがある人は9割近くを占めており、NFTの認知は広がりつつある。また、NFTを最初に知った時期については、購入者の約8割(78.5%)が2021年6月より前にNFTを認識していたことが分かった。
NFTを投資としてどのような時間軸で捉えているかの質問では、NFTを購入したことがある人の約3分の1が長期(3年以上)投資で捉えている。一方で、NFTを投資として捉えていない人も16.8%いる。
NFTの購入理由では、「投資対象として値上がりを期待できるから」が55.1%と半数以上で最多となり、次いで「NFTのプロジェクト内容に興味があった」(29.9%)、「ゲームで利用できるから」(25.2%)となった。NFTの将来性や未来に期待していたり、純粋にNFTそのものに興味を持ち保持している人も少なくないようだ。
一方、NFTを購入しなかった理由については、「どういう手順でNFTを買えばいいかわからない」が38.9%で最多となった。また、「買いたいと思えるNFTがない」(35.3%)や、「NFTになぜ価値があるのか分からない」(22.6%)など、まだまだNFTに課題があることがうかがえた。
調査は、全国の男女4150人を対象にインターネットにて実施した。調査期間は10月13〜27日。
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