松屋、初めての冷凍自動販売機を設置 非接触ニーズに対応コロナ禍で高まるニーズ

» 2021年11月19日 11時28分 公開
[ITmedia]

 牛丼チェーン「松屋」を運営する松屋フーズ(東京都武蔵野市)は11月18日、同社初となる冷凍自動販売機を都内の店舗に設置した。いつでも購入できる利便性を提供するとともに、コロナ禍で高まる非接触ニーズに対応する。

どんな自販機なのか

 自販機で取り扱う商品は、「米国産牛めしの具」「オリジナルカレー」「牛めしバーガー」など全6種類。レンジもしくはお湯であたためるタイプで、商品の入れ替えも今後行うという。グループのとんかつチェーン「松のや」が監修した「ロースかつ」も取り扱う。

設置する自販機(出所:リリース、以下同)

 同社は「新型コロナウイルスの影響でライフスタイルが変化する中、松屋を手軽に楽んでもらえる、時代に合わせた新しい販売チャネルだ」としている。

販売する商品
販売する商品

 コロナ禍の影響で、店内飲食のニーズが低下している。そこで、外食チェーン各社はテークアウトやデリバリーに注力している。また、24時間いつでも販売できる利便性を提供するため、自販機の設置に取り組むところも出てきた。

 例えば、長崎ちゃんぽん専門店の「リンガーハット」は、6月から冷凍食品を自動販売機で提供する実験を開始。売り上げが好調だったので、設置エリアを拡大するとしている。

リンガーハットの自販機(出所:リンガーハット公式Webサイト)
リンガーハットの自販機で販売している商品(出所:リンガーハット公式Webサイト)

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