米・ヒルトンは、同社の最上級ラグジュアリーブランドである「ウォルドーフ・アストリア大阪」とライフスタイルブランド「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」の2ホテルの運営受託契約を、オリックス不動産と締結したと発表した。大阪駅前のうめきた2期地区開発事業のホテル事業としての取り組みだ。
「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、大阪駅前のうめきた2期地区開発事業敷地内、南街区賃貸棟・西棟の2階を含む28〜38階に位置する。50平米を中心とする252室の客室のほか、レストラン、ラウンジ&バー「ピーコック・アレー」やフィットネス、スパ、屋内プール、チャペル、ライブラリー・ラウンジ、宴会場、会議室などを備える。
「ウォルドーフ・アストリア」は1983年の開業以来、世界で35軒を展開しているが、関西への進出は初めてとなる。開業は2025年を予定。同年に開催される「大阪・関西万博」を前に、幅広いホテルブランドで国内外のあらゆる旅行客の需要に対応する狙いだ。
ライフスタイルブランド「キャノピーbyヒルトン」は、地域に密着したホテルとしてデザインされ、地元ならではの食や体験、文化を提供するのが特徴。日本での展開は「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」が初めてとなる。
場所は、うめきた2期地区開発事業敷地内、北街区賃貸棟の最上階を含む10〜25階。客室数は32平米を中心とする308室で、同ブランドホテルのハブである「キャノピー・セントラル」ではルーフ・トップバーを兼ね備え、地上階のカフェのほか、会議室、フィットネス、トランスファー・ラウンジを備えている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング