富山駅前にホテル「ホテルヴィスキオ富山 by GRANVIA」がオープン 観光需要を取り込む商業施設の上層階に(1/2 ページ)

» 2021年11月29日 17時13分 公開
[ITmedia]

 ジェイアール西日本ホテル開発は「ホテルヴィスキオ富山 by GRANVIA(グランヴィア)」を、2022年3月18日にJR富山駅前にて開業する。「グランヴィア」「ヴィスキオ」「奈良ホテル」「梅小路POTEL」など全10のグループホテルを展開する「JR西日本ホテルズ」として初の北陸エリア出店となる。富山の観光需要を取り込む狙いだ。

「JR富山駅ビル」全景と「ホテルヴィスキオ富山 by GRANVIA」の外観イメージ(画像:以下、リリースより)

 「ホテルヴィスキオ富山 by GRANVIA」は、富山駅南口の南西街区に同日開業予定の複合商業施設「JR富山駅ビル」の上層階(4階一部及び、5〜12階)にランドマークホテルとして開業する。

 キャッチフレーズは、「BED」&「BATH」&「BREAKFAST」〜3つの「B」〜。ベッドには、シモンズ社製ホテルオリジナル6.5インチマットレスを採用。ベッドアイテムや、独立洗面台・トイレ・洗い場付きバスルームをスーペリアタイプ以上に導入する。

 また、地元の食材を使った「富山」を感じられる朝食などを提供。さらに、宿泊ゲスト専用の大浴場やラウンジなど館内施設も多数備えており、多様化するゲストの要望に対応していくとしている。

ベッド(左)浴室のイメージ(中央)朝食のイメージ(右)

 全9タイプの客室は、ダブル・ツインタイプを主として、17.7〜3.95平方メートルの広さに設定。一部の部屋タイプには、ベンチシートも設置する。

スーペリアツインルームのイメージ

 最上階のコンセプトフロア富山は、6〜11階までの客室より天井高を30センチ高く設定した280センチの開放感のある空間に設計した。フロア名称となる富山の観光名所である立山連峰をデザインした絨毯や、フロアオリジナルの壁面デザインに加え、シモンズ社製7.5インチのマットレスを設置。

 そのほか、富山にちなんだ三助焼きのコーヒーカップ、地産のアルパカコーヒー、銘菓「甘金丹」、立山連峰をデザインした富山ガラスのグラス、和紙の客室備品など地域とお客をつなぐ仕掛けを施した。

コンセプトフロア「富山」プレミアムツインルームのイメージ
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