5階に位置するエントランスからは、立山連峰(富山県と岐阜県に連なる飛騨山脈の一部)が望めるようにした。内装空間は、富山の伝統を現代的手法でアレンジし、デザインした。ロビ−には、たらしこみ技法を用いた和紙、フロントには布着せ技法を用いたカウンタ−などを施し、富山を感じさせる演出を意識したという。
宿泊ゲスト専用ラウンジは、雪が降る風景を見立てた雲母(キラ)刷りの和紙を壁に用い、落ち着いたデザインに仕上げた。観光情報やパソコン、プリンター、無料ドリンクに加え、客室内同様に無料でWi-Fiを利用できる快適なインターネット環境を整え、レジャーやビジネスなどの快適な旅をサポートする。
日本庭園をデザインした坪庭を備えた大浴場も特徴的だ。男性大浴場には、ドライサウナを備え、女性大浴場には、高品質のヘアサロン専売ブランド「ハホニコ」と「ホテルグランヴィア京都」が共同開発したオリジナルアメニティを常備する。
和食レストランでは、朝はホテル宿泊者を対象とした洋食メニューに加え、富山の食材や郷土料理などを提供。昼と夜は、商業施設の来館客をターゲットに、富山湾で獲れる海の幸をメインに使用したメニューや季節の逸品料理など幅広く提供する予定だ。
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