スタイリッシュ作業服は、同社が展開する汎用作業服(G Nextシリーズ)とは異なり、デザインの流行があるため在庫コントロールが難しく「参入をためらっていた」(同社)という。しかし、若い職人の取り込みと、ライダーズジャケット用など一般客の需要も見込めるとして、他のプライベートブランド作業服の2倍以上となる年間120万着を販売する。
また、既存のワークマンなどに比べて取り扱う工具の数も増やした。価格の幅も広げ、さまざまなシーンで活用できる商品を展開している。担当者によると、ワークマンの中で“ダントツ”売れている商品は「軍手」。建設業などの作業員にとって、最も利用するアイテムであり、かつ消耗品でもある。担当者は「職人のコンビニエンスストア」でありたいと話し、オープン時も軍手を入り口前に並べ、セール品として展開するという。
その他に、業務用のエプロンやシューズなどを取りそろえる。「コックシューズ」や「ファイングリップシューズ」は、ワークマンが幅広い層に認知されるきっかけになった商品だ。妊娠中の女性が「履きやすくて滑りにくい」とSNSなどで発信したことから、一般客が買い求めるようになったという。
ワークマン、見た目や素材にこだわった作業服を展開 新業態「プロ」の“シンボル的製品”
ワークマン、ソロキャンパーらと開発した「はっ水リュック」発売 “ついで買い”から成長カテゴリーへ
ワークマン、防水防寒作業服「AEGIS」から、カジュアル向けアイテム発売
ワークマン、「一般靴」カテゴリーが100億円規模に 新たに高はっ水・防水シューズ発売
ワークマンが「女子」に「プロ」と続々出店するワケ 女子店“本命”の路面店オープンCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング