クルマはどう進化する? 新車から読み解く業界動向

スズキ、9代目の新型「アルト」を発売 軽自動車トップの低燃費を実現(2/2 ページ)

» 2021年12月10日 16時05分 公開
[ITmedia]
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全高・室内高・室内幅の拡大で広い室内空間を実現

 パッケージングでは、全高、室内高、室内幅の拡大により、広い室内空間を実現した他、フロントドア開口部の高さも拡大し、前席の乗降性を高めた。

 インパネには、ドライバーから手の届く位置に収納スペースを設置した他、運転席・助手席から使いやすいUSB電源ソケット(2個)を装備。

新型アルト インパネ(HYBRID X)

 また、スズキ国内初となる7インチのディスプレイオーディオを採用し、バックアイカメラや全方位モニターの映像を表示できるようにした他、さまざまな車両情報の確認や、ヘッドアップディスプレイへの交差点案内などの表示も可能とした。さらに、スマートフォンと連携し、ナビ表示、音楽の再生機能なども搭載している。

新型アルト 7インチ ディスプレイオーディオを採用

 走行性能では、低燃費と軽快な走りを実現するエンジンに加え、軽量・高剛性のプラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」の他、環状骨格構造や高減衰マスチックシーラーの採用により操縦安定性や乗り心地、静粛性を向上させた。

 全4グレードでメーカー希望小売り価格は、94万3800〜137万9400円。目標販売台数は月間で6000台。

新型アルト シート(HYBRID X)
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