東京・秋葉原に「コミュニティ通貨」が導入 SEGAを含めた16カ所で1月26日から

» 2021年12月14日 10時53分 公開
[ITmedia]

 カヤック(神奈川県鎌倉市)が開発したコミュニティ通貨サービス「まちのコイン」が秋葉原地域に2022年1月26日から導入される。コミュニティ通貨によって、加盟店間の送客や新たな顧客体験価値を生み出すことで、国内観光とインバウンド需要の回復を目指す。

秋葉原にコミュニティ通貨が導入される(画像:以下、リリースより)

 「まちのコイン」はGENDA SEGA Entertainmentが運営する。秋葉原にあるSEGA4店舗のほか、神田明神、秋葉原ワシントンホテル、スーパーホテルpremier秋葉原、とらのあな、サンコーレアモノショップ秋葉原総本店、ゲーマーズ AKIHABARA本店、秋葉原工作室、など秋葉原のさまざまな業種の加盟店で利用できるようにした。加盟店は今後も増加する予定。

 現在、都内では下北沢、大塚のほか、神奈川県鎌倉市や沖縄県石垣島など13の地域で導入されている。それぞれ異なる通貨名があり、秋葉原は「アキコ」となっている。

まちのコインの概要

 「まちのコイン」は、スマートフォンのアプリをダウンロードし、QRコードを介して非接触でコインの利用、獲得が可能な地域電子通貨だ。利用例としては、「もらう」「つかう」の2パターン。セガ秋葉原にて「エコバッグ持参で景品獲得したら200アキコあげる」ことができたり、秋葉原工作室にて「500アキコで作ったプラモデルを展示」できたりする。

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