ブランド力が高いアルバイト先は? 3位「無印良品」、2位「セリア」、1位は?2連覇(1/2 ページ)

» 2021年12月17日 08時22分 公開
[秋月かほITmedia]

 「ツナグ働き方研究所」(東京都千代田区)は、「2021年アルバイト採用ブランド力調査」を実施。その結果、21年のアルバイト採用ブランド力ランキングの1位は「ダイソー」、2位は「セリア」、3位は「無印良品」となった。

photo 「2021年アルバイト採用ブランド力調査」、結果は?(画像提供:写真AC)

アルバイト採用ブランド力ランキング

 21年アルバイト採用ブランド力ランキングでは、「100円ショップ業界」のダイソーが昨年に引き続き1位を、昨年7位だったセリアが2位を獲得した。

 2連覇となったダイソーは、「安全」の項目で4位を獲得し、「時間」に対する評価も上がっていた。一方のセリアは「安全」や「場所」の評価が高く、自分でも働くことができそうという「仕事/現実」ではダイソーより上位の1位を獲得した。

photo 2021年アルバイト採用ブランド力ランキング(以下リリースより)
photo アルバイト選択重要項目と9つの魅力因子

 コンビニ業界を見ると、昨年4位だった「セブン-イレブン」は8位に順位を下げたものの、コンビニ3大ブランドの中では唯一トップ10圏内に。「ファミリーマート」は昨年9位から11位、「ローソン」は8位から13位に順位を落とした。コンビニ業界が順位を落とした理由の1つとしては、「安全」の評価が他小売業と比較すると低い点が挙げられる。

 コンビニ業界はアルバイトを探すうえで「場所」「時間」が高く評価されているが、自分でも働くことができそうという「仕事/現実」は後退している。クーポンやポイント、モバイル決済など、レジ業務の複雑化を指摘する声が加速しており、簡単な仕事ではないというイメージが定着しつつあることが推測される。

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