タリーズ、閉店2時間前にドーナツやスイーツを20%オフで販売 「ECO割」スタートフードロス削減

» 2021年12月17日 14時40分 公開
[ITmedia]

 タリーズコーヒージャパンは12月17日、閉店2時間前をめどに当日消費期限を迎える一部商品を20%オフで提供する「ECO割」を開始した。同取り組みを通して、店舗でのフードロス削減を目指す。

フードロス タリーズコーヒーが「ECO割」を開始(以下、プレスリリースより)

 対象となる商品は、ショーケースに陳列している冷蔵サンドイッチやドーナツ、スイーツなどのフード商品のうち、当日が消費期限のもの。レジ前菓子や、パッケージフードは対象外となる。

フードロス 対象商品には「ECO割」POPを掲出

 日本では、2018年度に約600万トンのフードロスが発生し、うち外食産業からの食品廃棄量は120万トン弱にもなるといわれている。スターバックス コーヒー ジャパンも8月から閉店3時間前をめどに、ドーナツやケーキ、サンドイッチなどの商品を20%オフで販売する取り組みを開始している

フードロス スターバックスでも同様の取り組みを

 タリーズコーヒーは「フード商品の廃棄を減らすため、閉店間際のフード商品の割り引きを行い、お客さまのお力を借りながら少しでもフードロスの削減を推進してまいります」とコメントしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.