東京商工リサーチが、企業データベースから「社長の最も多く住む街」を算出した。その結果、1位は2020年に続き東京都港区赤坂。2位以下も港区の街が多くランクインしており、同区住民の7人に1人が社長の“社長だらけ”の区であることが分かった。
全国約400万社の社長のうち3739人が住む赤坂は、都市型の商業施設や著名な飲食店も多い人気のエリア。米国大使館など各国大使館も点在し、大使館員や外資系企業の駐在員も多く住んでいる。
2位は、東京都新宿区西新宿の3079人。新宿駅の西側で、都庁をはじめ高層ビルがそびえ立ち、百貨店や家電量販店などの大型商業施設も隣接しにぎわっている。3位は、東京都港区六本木の2960人。4位には前回5位の東京都港区南青山が、前回4位の東京都渋谷区代々木と入れ替わった。
7位には、4人の僅差で東京都新宿区新宿が浮上した。1日あたりの乗降客数が世界一の新宿駅東側に面し、駅西側と同様に国内有数の商業地域だが、駅から離れると住居エリアが広がる。
8位にダウンした港区芝浦は、前々回の13位から前回7位に急上昇した勢いを保っている。かつての工場エリアは再開発で大きく変わり、東京湾の夜景を望むタワーマンションやオフィスビルが建ち並ぶ。
湾岸エリアでは、前々回27位から前回13位を経て11位に上昇した江東区豊洲(2340人)も人気を集めている。東京駅や銀座エリアに近く、タワーマンションが林立。公園や病院、学校、商業施設の充実が進み、21年開催の東京五輪関連施設も近い。
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