メディア

都内の中小企業で働く人、年収はいくら？：年収は

» 2021年12月26日 08時00分公開

[ITmedia]

　中小企業で働く人たちは、どのくらいの給与を手にしているのだろうか。都内に拠点を置く中小企業を調べたところ、給与の平均は38万226円（平均年齢42.3歳、平均勤続年数10.6年）で、年収は517万8563円であることが、東京都の調査で分かった。

　年収のピークを見ると、男性が55～59歳で653万7680円、女性が50～54歳で516万4233円だった。

都内の中小企業で働く人の給与（出典：東京都）

　過去1年間（2020年7月～21年6月）にボーナスを支給した企業の平均金額を見ると、20年の年末が41万4720円、21年の夏が40万7802円、その他賞与が8万2737円で、合計90万5259円。規模別で見ると、従業員10～49人が82万3689円、50～99人が91万9236円、100～299人が112万4196円という結果に。

（出典：東京都）

平均賞与支給額（出典：東京都）

　郵送による調査で、都内に拠点を置く中小企業（従業員10～299人）852社が回答した。調査時点は7月31日。

なぜ某カフェチェーンは時給を上げないのか　「安いニッポン」の根本的な原因
アルバイトの応募が少ない――。某カフェチェーンから、このような嘆きの声が聞こえてきた。人口減少の問題もあるだろうが、なぜバイトが集まらないのか。その理由は……。
緑茶の「朝ボトル」を販売して、なぜ売り上げが1.8倍になったのか
名古屋市に店を構える日本茶カフェが、緑茶の「朝ボトル」を販売して、話題を集めている。店の外でボトルを販売して、飲み終わったら返却するだけ。1本300円のボトルを販売したところ、店の売り上げが1.8倍になったという。その謎に迫ったところ……。
CDが苦戦しているのに、なぜ曲を取り込む「ラクレコ」は売れているのか
CD市場が苦戦している。売り上げが減少しているわけだが、CDをスマホに取り込むアイテムが登場し、人気を集めている。商品名は「ラクレコ」（バッファロー）。なぜ売れているのか調べたところ、3つの要因があって……。
なぜ「プリウス」はボコボコに叩かれるのか　「暴走老人」のアイコンになる日
またしても、「暴走老人」による犠牲者が出てしまった。二度とこのような悲劇が起きないことを願うばかりだが、筆者の窪田氏は違うことに注目している。「プリウスバッシング」だ。どういう意味かというと……。
「日本のアニメ」は家電や邦画と同じ道を歩んでしまうのか
技術や品質が「下」だとみくびっていた相手に、いつの間にか追い抜かれてしまう。そんな悪夢がやって来るのだろうか。白物家電や邦画が追い抜かれたように、「日本のアニメ産業」も負ける日がやって来て……。