トヨタ自動車は「ノア」「ヴォクシー」をフルモデルチェンジし、1月13日から販売を始めると発表した。
同社は、2001年にノアとヴォクシーを発売した。乗り降りしやすいスライドドア、多くの人や荷物を乗せられる広く快適な室内空間などを追求したコンパクトキャブワゴンとして開発した。
4代目となる新型ノアならびにヴォクシーは「より快適に」「より便利に」「より安心な」を意識したという。
ノアは「堂々・モダン・上質」「王道・アグレッシブ」の2つを、ヴォクシーは「先鋭・独創」をキーワードとして、特長をより際立たせた個性的な3つの世界観でデザインした。また、ウェルキャブ(福祉車両)では、車いす仕様車の大幅な商品強化に加え、型式指定自動車の設定を拡大するなど、ラインアップも充実させた。
室内空間は、ボディ骨格を最適化することで、左右のCピラー間距離1295ミリ(従来型比+75ミリ)を実現した。室内高1405ミリと相まって、開放感ある室内空間となっている。また、高さのあるものやスーツケースなどの収納に便利な床下収納スペースも確保した。
後席への乗降性も工夫が施されている。パワースライドドア装着車に「ユニバーサルステップ」を設定し、パワースライドドア開閉と合わせて“からくり”を使って機械的にドア下部からステップを展開・格納できるようにした。ステップ高を200ミリとすることで、子どもから高齢者までみんなが乗りやすいような設計となっている。
先進機能を付与し、機能を向上させた最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を新型ノア、ヴォクシーに搭載。対応可能な事故形態を拡充させている。そのほか、パワースライドドア装着車に「安心降車アシスト(ドアオープン制御付)」を採用したり、障害物の有無にかかわらず、アクセルの踏み間違いを検知すると加速を抑制する「プラスサポート」(販売店装着オプション)なども設定したりと安全・安心を心がけた。
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