ハーゲンダッツジャパン、石油由来のプラスチック製スプーン順次廃止 バイオマス配合素材に2025年までにプラ使用量半減へ

» 2022年01月19日 14時57分 公開
[ITmedia]

 ハーゲンダッツジャパンは1月19日、同社が提供するアイスクリームの包材とスプーン素材を、石油由来のプラスチックから、環境に配慮した非プラスチック素材に順次切り替えると発表した。海洋プラスチックごみ問題が世界的な環境問題となる中、地球環境の保全などを目的に決断した。同社は2025年までにプラスチック使用量の50%(21年比)削減を目指す。

【編集履歴:2022年1月19日午後3時24分 記事初出時、タイトルを「ハーゲンダッツジャパン、スプーン素材などを非プラに順次切り替え 4月から」としていましたが、変更いたしました】

photo ハーゲンダッツのアイスクリーム(出典:同社公式Webサイト)

 対象は「リッド」「タンパーエビデンス」などと呼ばれるアイスクリームの包材と、スプーン。取り組みの第一弾として、4月から販売店などで配布中のプラスチック製スプーンを、バイオマス10%配合のプラスチックへ切り替える。

photo ヤフオクに出品されているハーゲンダッツのプラスチック製スプーン(出典:ヤフオク)

 同社は「全社一丸となり、環境に配慮した素材への変更などプラスチック資源削減を推進し、地球環境の保全と持続可能な社会の実現に貢献していく」としている。

photo プレスリリース

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