経団連企業の平均賃金は月39万1408円 役職別では?2020年度から横ばい(3/3 ページ)

» 2022年01月19日 17時50分 公開
[熊谷ショウコITmedia]
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役職別では、部長と課長が20年比で賃金が上昇

 役職別に実際に支払われた賃金は、部長(兼取締役)が100万816円(20年比マイナス3万9969円)、部長が72万55円(同プラス1万3008円)、部次長が60万107円(同マイナス1万356円)、課長が54万4015円(同プラス2645円)、係長が41万1183円(同マイナス2614円)だった。

 部長の賃金を100として役職間の賃金比率をみると、すべての役職で20年に比べて減少した。平均年齢と平均勤続年数については、いずれの役職においても同年から大きな変化はなかった。

役職者賃金(出典:経団連 2021年6月度「定期賃金調査結果」の概要より)

 調査は21年9月6日〜10月26日、経団連企業会員および東京経営者協会会員企業2061社を対象に実施。有効回答数は329社。業種別では、製造業46.8%、非製造業53.2%となっている。

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