「1都3県・住みたい駅ランキング2022」 目黒駅、新宿駅を抑えた1位は?都心が人気

» 2022年02月09日 10時30分 公開
[ITmedia]

 中古マンション物件の購入アプリ「カウル」を運営するハウスマート(東京都中央区)は「1都3県・住みたい駅ランキング2022」を発表した。1位は「渋谷駅」だった。

住みたい街 「1都3県・住みたい駅ランキング」(出所:リリース)

 2位は「新宿駅」、3位は「目黒駅」と続いた。前年の同ランキングで10位圏外だった「横浜駅」は5位にランクイン。同社は、横浜駅の人気が上昇した背景について「テレワークの浸透」という見解を示した。都心へのアクセスを確保しながら、熱海や鎌倉などの観光地へも行きやすいことが人気の理由と分析している。

横浜 前回から順位を上げた横浜駅(画像:ゲッティイメージズより)

 4位にランクインした「池袋駅」がある東京都豊島区は、1月17日に東口と西口駅前に広がる車道を撤去し、歩行者専用広場をつくる再開発方針を発表している。同社は「近年、タワーマンションの建築も相次いでおり、街のブランドイメージも向上した」と分析する。

池袋 再開発が進む池袋(画像:ゲッティイメージズより)

都心へのアクセスは重要視

 今回1〜3位だった「渋谷駅」「新宿駅」「目黒駅」は前年と同じ順位。10位以内にランクインした駅も都心へのアクセスが良い駅が多かった。同社はランキングについて、「テレワークが浸透しつつある世の中だが、共働き世帯をはじめとして生活の忙しさは変わらない。住宅に対して利便性が求められ、結果として都心へのアクセスが良い駅が人気を集めている」とコメントした。

池袋 リモートワークが進んでも、アクセスの良さが求められている(画像:ゲッティイメージズより)

 調査は、22年1月に「カウル」の新規会員登録者を対象に実施した。有効回答数は3万9268人。

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