学生に聞いた「マッチングアプリ」の嫌な経験 「行き過ぎた写真加工」を上回ったのは？：約400人に聞いた（1/2 ページ）

[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ：

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

　マッチングアプリを利用したことがある学生は30％――そんな結果が大学生専門の協賛プラットフォーム「ガクセイ協賛」を運営するガロア（東京都港区）の調査で分かった。

マッチングアプリの利用実態は？（画像はイメージ、提供：ゲッティイメージズ）

　マッチングアプリを利用したことがあるか尋ねると、「利用したことはなく、今後も登録しようと思わない」が60％、「利用したことはないが、今後登録したい」が10％、「過去に利用していたが、現在は利用していない」が24％、「利用中」が6％という結果に。同社は「少し前まではマッチングサービスといえば社会人が利用するイメージが強かったが、インターネットやスマートフォンが普及し、リテラシーが向上した現代では『アプリ』が出会いの方法として一般化しているのでは」と分析する。

マッチングアプリの利用経験（出所：リリース、以下同）

　利用したことのある学生に、きっかけを尋ねた。最多の回答は「恋人探しのため」（66％）で、「遊び相手を探すため」（26％）、「SNS感覚で何となく」（21％）、「友達や話し相手を探すため」（20％）と続いた。

マッチングアプリを利用したきっかけ

　具体的に利用したサービスは、「Pairs（ペアーズ）」（47％）と「タップル（tapple）」（43％）が特に多かった。3位は「with（ウィズ）」（35％）という結果に。

利用したことがあるサービス

　マッチングアプリ利用経験者に、「マッチングアプリで恋人はできましたか？」と聞いた。結果は、「いいえ」（64％）が最も多く、「はい」（26％）、「進行中」（10％）と続いた。

マッチングアプリで恋人はできたか