コミュニティービル「Nagatacho GRiD(ナガタチョウ グリッド)」を運営するガイアックス(東京都千代田区)は、曜日単位で契約するレンタルオフィス「unito work space」の実証実験を他企業と合同で3月1日に開始する。
ガイアックスは実証実験の背景について「リモートワーク中心の企業からの問い合わせも多く、毎日ではなく週の数日だけ利用できる柔軟なオフィスの需要が高まっている」とコメントしている。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響でテレワークが普及するなど、働き方が大きく変化するなか、オフィスの維持にかかるコストを削減できるのが「unito work space」のメリットだ。
「unito work space」の実証実験が行われるのは、東京メトロ半蔵門線永田町駅から徒歩2分に位置する「Nagatacho GRiD」の1室。面積は11坪で、定員は12人とした。家具・備品には机、椅子、電子レンジ、ウォーターサーバー、ホワイトボード、鍵付きロッカーなどがそろっており、Wi-Fi使用料や水道光熱費も月額利用料に含まれる。また共有スペースは契約していない曜日でも利用可能とした。
月額利用料は月曜日と金曜日が25万円、火〜木曜日が22万円で、土日は10万円。月額利用料には共有スペースの利用に必要なカードキー10枚も含まれており、1枚当たり3000円で追加することもできる。
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