日本マクドナルドは3月4日、同月14日から全体の2割の商品を対象に価格改定すると発表した。主力商品の「ハンバーガー」「チーズバーガー」の店頭価格を20円値上げするという。同社は値上げの理由について「昨今の小麦や牛肉をはじめとする原材料価格の高騰や人件費、物流費の上昇などを受け、慎重に検討した結果」と説明している。
「ハンバーガー」「チーズバーガー」などに加え、「チキンクリスプ」「ダブルチーズバーガー」「てりやきマックバーガー」「フィレオフィッシュ」「ソーセージマフィン」など計13商品が対象。「ビッグマック」「マックフライポテト」「ハッピーセット」、平日のランチセット(バリューランチ)を含む、全体の約8割の品目については「店頭価格の変更はない」という。
同社は「引き続き、品質や利便性などのサービス向上と、グローバル規模の原材料調達や、より効率的な物流網の構築といったコスト管理に取り組むとともに、今後も、お客さま一人ひとりに寄り添ったマクドナルドらしいおもてなしに努める」とコメントしている。
同社を巡っては、原材料の輸入遅延が原因で「マックフライポテト」のMサイズとLサイズの販売を一時的に休止し、2月に販売を再開していた。
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