北京五輪で「日本で最も検索されたアスリート」 3位「平野歩夢」、2位「高木美帆」、1位は?ゲッティイメージズが発表(1/2 ページ)

» 2022年03月02日 17時20分 公開
[ITmedia]

 ゲッティイメージズが、北京五輪(2月4日〜2月20日)の大会期間中、日本で最も検索されたアスリートランキングTOP10を発表した。その結果、1位は「羽生結弦」(日本・フィギュアスケート)だった。2位は「高木美帆」(日本・スピードスケート)、3位は「平野歩夢」(日本・スノーボード)だった。トップ10のうち、6選手がフィギュアスケートからの選出となった。

photo 2月20日まで開催された北京五輪(出典:IOC公式Webサイト)

 羽生結弦選手は、ソチ五輪と平昌五輪で金メダルを獲得し、連覇を達成。北京五輪では94年ぶりの五輪3連覇とともに、人類初の「クワッドアクセル」(4回転半ジャンプ)成功を目指した。本番直前の怪我の影響などもあり、結果的に4位に終わったものの、フリー本番で挑戦したクワッドアクセルは、国際スケート連盟(ISU)公認大会で初めて認定された。

photo 羽生結弦選手(提供:ゲッティイメージズ)

 2位の高木美帆選手はバンクーバー五輪、平昌五輪に続き、3度目の五輪出場。北京五輪では日本代表選手団の主将を務めた。「女子500m」「女子1500m」「女子団体追い抜き(パシュート)」でそれぞれ銀メダルを獲得。「女子1000m」では3度目の五輪にして、初の個人種目での金メダルを獲得するなど、4種目でメダリストとなった。冬季五輪1大会で4個のメダル獲得は日本選手史上最多で、通算7個のメダル(金2・銀4・銅1)獲得は、夏季五輪も含めた日本女子選手で最多だという。

photo 高木美帆選手(提供:ゲッティイメージズ)

 3位の平野歩夢選手は羽生選手同様、ソチ五輪と平昌五輪に続き、3大会連続出場。初出場したソチ五輪では、冬季五輪での日本人最年少(15歳74日)で銀メダルを獲得。スノーボード史上でも最年少記録で、14年に「スノーボードにおける最年少のオリンピック・メダリスト」としてギネス記録の認定を受けるなど、過去2大会はいずれも銀メダルだった。

 そうして迎えた北京五輪では、“人類史上最高難度”とされる技を見事成功させ、日本スノーボード界初の金メダルを獲得した。北京五輪に先立ち、2021年7月の東京五輪にも新競技「スケートボード」の代表として出場。日本史上5人目の夏冬五輪に出場したアスリートにもなった。

photo 平野歩夢選手(提供:ゲッティイメージズ)
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.