4位には「小林陵侑」(日本・スキージャンプ)が入った。北京五輪ではノーマルヒルでの金メダルに加え、ラージヒルでは銀メダルを獲得。個人2種目でのメダル獲得は、1998年長野五輪の船木和喜さん以来、日本人2人目の偉業だった。
5位は「カミラ・ワリエワ」(ROC・フィギュアスケート)。ロシア国籍の15歳の女子フィギュアスケーターで、北京五輪では団体の金メダル獲得に貢献した一方、大会期間中にドーピング疑惑が浮上。スポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定の結果、最終的に出場できたものの、金メダル最有力候補とされた個人では、騒動が影響したのか、精細を欠き、4位に終わった。
なお、ロシア国籍の選手は、過去の組織的なドーピング問題に対するペナルティーとして、IOCはロシアという国名での北京五輪参加を認めず、ROC(ロシアオリンピック委員会)所属の個人資格でのみ、参加を認めた。
6位以下は「宇野昌磨」(日本・フィギュアスケート)、「鍵山優真」(日本・フィギュアスケート)、「高梨沙羅」(日本・スキージャンプ)、「坂本花織」(日本・フィギュアスケート)、「ネイサン・チェン」(米国・フィギュアスケート)の順だった。外国人選手では ネイサン・チェン選手とカミラ・ワリエワ選手の2選手がランクインした。
ゲッティイメージズは、北京五輪期間中に、公式サイト「gettyimages.com」で検索されたデータを基に、ランキングを作成した。1992年のバルセロナ五輪以降、国際オリンピック委員会(IOC)公式オフィシャルフォトエージェンシーを担当している。コロナ禍で開催された21年7月の東京五輪でも、唯一のオフィシャルフォトエージェンシーとして、全競技の写真や動画の撮影および配信を行った。
北京五輪は2月20日に閉幕したが、4日からはパラリンピックが開幕する。
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