住まいに求めること、3位は「遮音性」2位は「広いリビング」 1位は?コロナ禍で住まいに求める条件が変化

» 2022年03月09日 16時30分 公開
[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

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 リクルートの調査研究機関であるSUUMOリサーチセンターは、住宅購入・建築検討者を対象に住まいに関する調査を実施した。コロナ禍をきっかけに住まいに求める条件が変わったか聞くと、「部屋数が欲しい」「日当たりの良い住宅に住みたい」と回答した人が最も多く24%だった。

家 住まいに関する調査の結果は?(提供:ゲッティイメージ)

 次いで「広いリビングが欲しい」(23%)、「遮音性に優れた住宅に住みたい」(21%)、「宅配ボックスを設置したい」「収納量を増やしたい」(20%)と続いた。同社は、「コロナ禍拡大当初と比べると、仕事専用スペースを求める割合などが減少した。エリア別に見ると、首都圏では仕事専用スペース、通信環境などを求める割合が他エリアより高くなった」とコメントした。

家 コロナ禍をきっかけに住まいに求めるようになった条件(出所:リリース、以下同)

 住宅を購入しようと思ったきっかけを聞くと、「結婚」が最も多く13%だった。2位には「在宅勤務になった・増えた」(11%)がランクインした。コロナ禍拡大当初と比べて、在宅勤務をきっかけとする割合は低下したが、首都圏では「在宅勤務になった・増えた」が最も多く、16%だった。

家 住宅を購入しようと思ったきっかけ

 調査は2021年12月18〜28日、過去1年以内に住宅の購入・建築、リフォームを検討した人を対象にインターネット上で実施した。有効回答数は2655人。

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